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プラド150系 DPF強制再生不良!170%の蓄積を打破する「根本治療」とは?
2026.03.28

プラド150系 DPF強制再生不良!170%の蓄積を打破する「根本治療」とは?

こんにちは!本日の整備ブログは、ランドクルーザープラド(150系)のDPFトラブル解決事例をご紹介します。

「DPFの警告灯が消えない」「手動再生をしても途中で止まってしまう」といったお悩みをお持ちのオーナー様、必見の内容です。

1. 今回のご相談:1年前に修理したはずなのに…

今回入庫したプラドは、1GDエンジン搭載モデル。

実はこのお車、約1年前に「DPF洗浄」と「第5インジェクター交換」を済ませている車両なんです。

通常ならしばらく安心のはずですが、わずか1年で再発。

診断機を繋いでみると、驚きの数値が出ていました。

衝撃の診断結果:PM蓄積量170%!

通常の自動再生では処理しきれない**170%**という過堆積状態。

さらに、強制再生を試みても、DPFの温度が目標の400℃〜600℃まで上がらず、タイムアウトで終了してしまいます。

1年前に部品を換えているのに、なぜ温度が上がらないのでしょうか?

2. なぜ温度が上がらない?「出口」ではなく「入口」の問題

1GDエンジンのDPF再生は、専用のインジェクターから燃料を吹き、酸化触媒で「化学反応」を起こして熱を作ります。

今回、温度が上がらない理由は主に3つ考えられます。

触媒の「被毒」: わずか1年で、触媒の表面がオイルや未燃焼ガスで覆われ、反応できなくなっている。

排気の目詰まり: 170%ものススが壁となり、熱がスムーズに伝わらない。

エンジンの「燃焼不良」: そもそもエンジン内部が汚れていて、異常な量のススを出し続けている。

つまり、「出口(DPF)」だけを掃除しても、「入口(エンジン燃焼室)」が汚れたままだと、すぐにススが詰まって再発してしまうのです。

3. 今回の処方箋:W洗浄でリセット!

短期間での再発を防ぐため、今回は「出口」と「入口」を同時にケアするメニューを施工します。

① エンジン内部洗浄「ディーゼルプロ」

まずは「入口」の改善です。特殊な洗浄剤を循環させ、燃料ラインやインジェクター、燃焼室に溜まった頑固なカーボンを除去します。

これにより、**「ススの出にくい、綺麗な燃焼」**を取り戻します。

② DPF本体の再洗浄

次に「出口」のケア。170%のPMと、蓄積したアッシュ(灰)を専用薬液で徹底的に洗い流します。

これで酸化触媒の反応も復活し、スムーズに温度が上がるようになります。

4. 整備を終えて

今回の事例のように、DPFのトラブルは**「なぜ詰まったのか?」**という根本原因を解決することが重要です。

「1年前に洗ったばかりなのに…」

「最近、再生の間隔が短くなった気がする」

そんな症状がある方は、エンジン内部の汚れが原因かもしれません。

放置するとDPF本体の交換(数十万円コース)が必要になることもありますので、早めの「根本治療」をおすすめします!

気になる方は、ぜひ一度当店へご相談ください。

車種: ランドクルーザープラド 150系

エンジン: 1GD-FTV(2.8L ディーゼル)

施工内容: ディーゼルプロ(エンジン内部洗浄)、DPF洗浄